電線など下期に期待し、建設電売5.3%増
通信除き増加、計69.5万t(2.8%増)
16FY総量67.6万t3.3%減、建販5.6%減
電線工業会がまとめた17年度需要見通しは、下期から建販重要が東京五輪、都心再開発の案件、中央新幹線工事の本格化で33.6万トンで16年度見込み比5.3%増とするなど7部門のうち通信を除き4部門が増加し、2部門が前年度並みとし総計は69.5万トンで同2.8%増とした。また、16年度需要見込みは、建販が31.9万トンで前年度比5.6%減になるほか全体的に振るわず、7部門中で増加は電気機械等の3部門に留まり、4部門が減少し、総計は67.6万トンで同3.3%減に設定。17年度はやや盛り返すも、3年連続で70万トン割り込む模様。
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