日本電線工業会 第71回定時総会を開催
海外市場調査活動を再開
日本電線工業会は6日、第71回定時総会を開催し、24年度事業報告および決算、25年度事業計画および予算などを、すべて原案通りに承認した。今年は役員改選期でなく、森平英也会長、副会長3人が留任した。理事には小又哲夫氏(SWCC社長)、木嶋忠敏氏(オーナンバ社長)、谷口明廣氏(太陽ケーブルテック社長)が新たに就任した。25年度の重点活動テーマのほか、海外市場調査の再開、外国人材制度準備室の発足が発表された。
25年度は電線事業売上15%増
インターワイヤードの斉藤義弘代表取締役社長が本紙のインタビューに応じ「24年度のエレクトリックワイヤー事業の売上高は、顧客の在庫調整が長期化した影響で約15億円だった」と語った。同社はカスタムケーブルを扱っており、特に医療分野とFA関係での引き合いが多い。また、企業内サーベイを行うマーケティングリサーチ事業も展開している。同社の24年度の実績や25年度の見通し、注力している取り組みを聞いた。
新会長に林陽一氏(JX金属代表取締役社長)
日本銅センターの定時総会、日本銅センター賞表彰式、記念パーティが4日、コートヤード・マリオット銀座東武ホテル(東京都中央区)で開催された。今年は一部の役員に変更があり、新会長に林陽一氏(JX金属代表取締役社長)、副会長に小林敬一氏(古河電工取締役会長)が就任した。なお、森平英也副会長(古河電工代表取締役社長)と桑山広司専務理事(日本伸銅協会専務理事)は留任となった。
海外からの出展が78社と2倍に増加
4〜6日に東京ビッグサイトで開催された「電子機器トータルソリューション展2025」(主催:日本電子回路工業会)の来場者数は3日間で4万9千760人(同4万8千334人、3.0%増)、海外からの出展が78社と2倍に増加した。川崎重工業の双腕スカラ型の協働ロボット「duAro」や、千住金属工業の接合技術のトータルソリューションに注目が集まっていた。
大阪・関西万博ノルディックパビリオンで開催
今回のイベントでは連携・協業している企業・団体と共にセミナーを開催。初日は総務省・NTT・東大・清水建設・KDDI総研、2日目はNTTコミュニケーションズ(NTTコム)と古河電工が講演した。また、両日ともベル研のコアリサーチプレジデントであるピーター・ヴェッター氏が基調講演を務めた。
最大1万円をキャッシュバックするキャンペーンも実施
ミルウォーキーツール・ジャパンは、「M18 PACKOUT充電機能付きエリアライト」と「M18マグネットワークライト」を発売した。充電機能付きエリアライトは、最大3千ルーメンの高輝度出力と、最長で31時間(M18 5.0Ahバッテリー装着時)の連続使用が可能だ。自然光に近く照射が均一なTRUEVIEW LEDライトを搭載し、9つの出力モードで明るさや連続使用時間を調整できる。
国内からは、エフ・エー電子や泉ダイスが出展
東邦インターナショナルは、「WIRE TOHO 2025」を6月17〜20日の4日間、秋葉原UDX(東京都千代田区)で開催する。同社が2年に1度開催しているプライベート展示会で、今回で第12回目を迎える。国内からは、エフ・エー電子、ハイロックスジャパン、泉ダイスが出展する。エフ・エー電子は、大阪本社のデモルームに来られないユーザのために、加工や検査などの制御技術を実際に組み込んだ事例を展示する。ブースではスタッフがユーザに課題解決を提案する。